皆さん、こんにちは!てつやです。
最近は、ブログの画像づくりも、文章の下ごしらえも、AIと一緒に進めるのがすっかり当たり前になりました。全部を手作業でやっていた頃と比べると、本当に助かっています。
ただ、便利になった分、別の困りごとも出てきました。
それが、作り直しが止まらないことです。
AIで何かを作っていて、「もう少し良くできる気がする」と、もう一度作り直したことはありませんか。
あと1回、もう1回と続けるうちに、気づけば1時間。それなのに、出来上がりは、最初とたいして変わらない。むしろ悪くなっていることさえある……。
今日は、私自身がこの「もう少し」にはまった体験から、AIとの作業の止め時についてお話しします。
私を止めたのは、自分ではなく無料枠だった

先日、noteで公開する記事のアイキャッチ画像を、AIで作っていたときのことです。
最初に出てきたのは、縦長のブロックが並んだ構図でした。悪くない出来です。今振り返ると、これが一番良い1枚でした。
ところが、そのときの私は「横長のブロックにしたら、もっと良くなる気がする」と思ってしまったんです。
指示を変えて作り直すと、ブロックは横長になったものの、今度は大きさや散らばり方が崩れてしまいました。それならと直すと、また別のところが崩れる。
そうやって3〜4回作り直したところで、画像を作るツール「Flow」の無料枠を使い切ってしまいました。
作業は、そこで強制終了です(苦笑)。
あとから振り返って、少しひやりとしました。もし無料枠がなかったら、私はいったいどこで止まっていたのだろう、と。
止めたのは、私ではありませんでした。無料枠でした。
「もう少し」が続くのも、AI疲れのひとつかもしれない

AIは、頼めば何度でも作り直してくれます。嫌な顔ひとつしませんし、待たされることもほとんどありません。
そのせいか、「次こそ、もっと良いものが出るかもしれない」と、つい期待してしまうんですね。
私の場合は画像でしたが、同じことは、ブログの見出しを考えるときにも、メールの言い回しを整えるときにも起きている気がします。
最近は「AI疲れ」という言葉をよく見かけるようになりました。この「もう少し」が積み重なって疲れてしまうのも、AI疲れのひとつの形だと感じています。
止められないのは、意志の弱さではなかった

こういう経験をすると、「自分は凝り性だから」「意志が弱いから」と考えてしまいがちですよね。私も最初はそう思いました。
でも、良いものを作りたいという気持ちそのものは、悪いことではありません。その気持ちがあるから、もう1回作り直したくなるのだと思います。
問題は気持ちのほうではなく、止めるタイミングの決め方にあったのではないか。そう考えるようになりました。
作り直しが止まらないのは、途中で「ほどほど」を見極められないから

「ほどほどで止めればいい」。よく言われることですし、私もその通りだと思います。
ただ、作業の途中でその「ほどほど」を見極めるのは、思った以上に難しいものでした。
目の前に、もう一段良くなりそうな結果がある。あと少し直せば、理想に近づけそうに見える。その状態で「ここでやめよう」と決めるのは、行き先を決めないまま高速道路に乗って、どこで降りるかを走りながら考えるようなものです。
しかも作り直すたびに、「記事に合っているか」「見た目はどうか」「もっと良い案があるのでは」と、小さな判断が積み重なっていきます。AIとの作業で疲れてしまう正体が、この「判断の連続」にあることは、以前こちらの記事に書きました。
👉 AI画像生成が疲れる理由|センスではなく「順番」が原因だった
判断を重ねている最中に、さらに「止めるかどうか」まで判断しようとする。うまくいかなくて当然なのかもしれません。
止める線は、作り始める前に引いておく

では、どうすればいいのか。
私がたどり着いた答えは、とてもシンプルでした。
途中で判断するのが難しいなら、作業を始める前に「止める線」を決めておけばいい。
始める前の自分は、まだ結果を見ていません。「もっと良くなりそう」という期待に引っ張られていないので、落ち着いて線を引くことができます。
先に線を引いておけば、途中で迷ったときに「ここで止めると、最初に決めていた」と戻る場所ができます。
途中の自分に判断を任せるのではなく、始める前の自分に決めておいてもらう。そんなイメージです。
高速道路でいえば、乗る前に、降りる出口を決めておくようなものです。
「70点で止める」は、手を抜くことではない

私は普段から、「70点くらいで止める」と自分に言い聞かせるようにしています。一気に100点を目指して疲れ切ってしまうより、70点で区切って、続きは明日の自分に任せる。そのほうが、ブログも気持ちも長持ちすると感じてきたからです。
止める線も、これと同じだと思っています。
手を抜くための線ではありません。「もう少し」に振り回されずに、次の作業へ進むための線です。
それに、あのアイキャッチ画像のときの私は、「もう少し」で作り直した結果、最初の1枚にあったものを手放していました。止めることで守れるものも、きっとあるはずです。
あなたの「もう少し」は、どこで止まっていますか

ここまで、作り直しが止まらない理由と、止める線を先に引いておくという考え方をお話ししてきました。
あなたが最近、「もう少し」で作り直したとき、どこで手を止めましたか。
では実際に、止める線を、具体的にどう決めておけばいいのか。私が作業の前に書いている「3行」と、実際にその3行を書いてから画像を作ってみた記録を、noteにまとめています。無料枠ではなく、自分の手で止められたのかどうか。結果も包み隠さず載せました。(100円の有料記事です)
👉 AIで「もう少し」が止まらないときは、先に「止める線」を決めておく(note・有料)
AIとの付き合い方を、ほかの角度から整理した記事は「考える技術とAI」シリーズにまとめています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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