皆さん、こんにちは。定年を機に「やってみた!」に挑戦し続けるブログを始めた、てつやです。
定年後の楽しみとして、車中泊仕様に改装したホンダ・FREED。架装をお願いした「ロッキー2」さんのプロの手で仕上げてもらい、FFヒーター付きで迎える初めての本格的な冬シーズンに期待を膨らませていました。
ところが、何気なく立ち寄ったファミレスの駐車場で「ガッ!」。FFヒーターの排気パイプを輪止めに強打してしまったのです。
今回は、この特別なFREEDで迎える初めての冬シーズンを目前にして、私が体験した「ヒヤリハット」なお話です。
「もし、あのまま気づかなかったら…」
今思い返してもゾッとしますが、これは単なる失敗談ではありません。
特に、私と同じようにFREEDやシエンタなど、コンパクトな車にFFヒーターを架装して車中泊を楽しもうとしている方へ。
あなたの車にも潜む「危険な盲点」と「命を守る対策」についての、重要な物語です。私の冷や汗体験が、皆さんの安全な車中泊ライフの一助となれば幸いです。
▼車中泊仕様に改装をご紹介した記事はこちらから
悪夢:ファミレス駐車場でFFヒーター排気管を輪止めに強打
その日は、冬の車中泊に備えた装備を買い足そうとFREEDを走らせ、昼食のために何気なく立ち寄ったファミリーレストランでのことでした。
駐車場に車を停めようと、ゆっくりとバックで進んでいた、その瞬間。
「ガッ、ガッガッ!!」
車体後方から、何か硬いものを擦るような不穏な音が響きました。 慌てて車を降りて車体後方を確認すると、バンパーに傷はありません。しかし、車体の下を覗き込んで、私は凍り付きました。
ロッキー2さんで取り付けてもらった、銀色に光る「FFヒーター専用の排気パイプ」が、奥に「押し込まれて」いたのです。
原因はすぐに分かりました。駐車スペースの後ろにあった「輪止め(車止めブロック)」です。 どうやら、私がバックした際、その輪止めが想定よりも高かったのか、あるいは私が下がりすぎたのか、FFヒーターの排気パイプの先端が輪止めに直撃し、そのまま押し込まれてしまったようでした。

「うわ…、やっちまった…」
これが機能しなければ、私の「ぬくぬく冬の車中泊」計画は根本から崩れ去ってしまいます。 (修理費用は?楽しみにしていた冬の車中泊は…お預けか?)
次々と不安が押し寄せますが、落ち込んでいても始まりません。 私はすぐにスマートフォンを取り出し、愛車を架装してくれた「ロッキー2」さんへ電話をかけました。
すぐに架装元「ロッキー2」さんへ連絡。プロによる迅速な点検と診断結果
事情を話すと、ロッキー2のスタッフさんは慌てる私を落ち着かせ、冷静にこう言ってくれました。
「排気系のトラブルは万が一のことがあると危険です。一度、店舗まで車を持ってきていただけますか?すぐに点検します」
プロのその一言に安堵し、すぐに横浜の店舗へ向かいました。

ロッキー2さんに到着すると、スタッフさんがすぐに車をリフトアップして点検を始めてくれました。待つこと十数分。
「お客様、ご安心ください。FFヒーター本体や、排気システムの中核部分に損傷はありませんでした。ぶつかった衝撃で、パイプの取り付け位置がズレてしまっただけのようです」
全身から力が抜けるのが分かりました。最悪の事態は避けられたのです。
「ただ、このままだと排気がこもる可能性もあるので、位置は調整し直しますね。少しパイプが曲がってしまっていますが、機能的には問題ない範囲で修正できます」
スタッフさんは手際よく作業を進め、排気パイプを元の位置(というより、同じ失敗を繰り返さないよう、ぶつける前よりも少し高めの位置)に再調整し、しっかりと固定してくれました。

修理自体は30分ほどで完了。費用も無償で対応していただき、まさに不幸中の幸いでした。 迅速かつ的確な診断と対応。やはり、ロッキー2さんにお願いして正解だったと、改めて感じました。
なぜ破損?FREED車中泊仕様の盲点と修理後の対策
しかし、安堵と同時に「そもそも、なぜこんなに簡単に輪止めに当たってしまったのだろうか?」という疑問が残りました。
考察するに、原因は複合的だったのだと思います。
- 輪止めが想定より高かった
- 私のバック操作のミス(下がりすぎた)
- そして、根本的な要因:FREEDの「車高の低さ」
FREEDは低床設計が売りのミニバンです。当然ながら最低地上高はそれほど高くありません。 そこへ、FFヒーター本体を設置し、さらに燃焼用の吸気・排気パイプを車外に出す必要があります。ロッキー2さんは、限られたスペースの中で最善のレイアウトで設置してくれています。
しかし、その排気パイプの設置場所が、「輪止めにヒットしやすい高さ」になってしまうことは、コンパクトな低床車であるFREEDの構造上、避けがたい「盲点」だったのです。
今回の修理で、パイプの位置は少し上げてもらいましたが、今後も輪止めに注意が必要であることに変わりはありません。これは、FREEDやシエンタなど、同クラスの車でFFヒーターを装着している(または検討している)方、全員に共通する注意点だと思います。
最大の教訓:FFヒーター排気トラブルは「一酸化炭素中毒」の危険性
さて、今回のトラブル。 結果だけ見れば「パイプの位置がズレただけ」で済みました。修理も短時間で終わり、このFREEDで迎える初めての冬の車中泊シーズンにも、影響はありません。
「いやー、ちょっとぶつけちゃったよ、ハハハ」
と、笑い話にして済ませてしまうこともできたかもしれません。
しかし、私はそうは思いませんでした。 なぜなら、これは「FFヒーターの排気システム」のトラブルだからです。 そして、排気システムのトラブルが引き起こす最悪の事態は、想像に難くありません。
もし、パイプのズレによって排気ガスが車体の隙間から車内に侵入していたら…。
考えるだけで、背筋が凍る思いです。 今回のヒヤリハット体験で得た最大の教訓は、これに尽きます。
「FFヒーターの排気系トラブルは、車中泊における『一酸化炭素(CO)中毒』という、命に関わる最大のリスクに直結する」
ということです。
命を守る対策:導入を決めた「日本製センサー」一酸化炭素チェッカー
今回の件で、私は「万が一」への備えが全く足りていなかったことを痛感しました。 FFヒーターがあるから大丈夫、プロが設置したから大丈夫、という「思い込み」があったのかもしれません。
すぐにAmazonで一酸化炭素チェッカー(COアラーム)を探し、注文しました。
正直、価格は3,000円台から1万円超まで様々。「安いものでいいか」と迷った瞬間もありました。 しかし、これは命を守る装備です。 センサーの精度が低ければ、警報が鳴るべき時に鳴らない。それでは意味がありません。
私が最終的に選んだのは、「日本製センサー」を搭載していることを明記していた、「沢田テント TOMONARI」という製品です。
沢田テント キャンプ用 アウトドア 一酸化炭素チェッカー 充電式 車中泊 ストーブ 薪 冬 CO TOMONARI(ストーングレー)
- 【日本製センサー搭載】「根本特殊化学株式会社」製の日本製センサーを搭載。
- 【スヌーズ機能】アラーム音を止めても、一酸化炭素濃度が下がらないと15秒後に再度アラームで警報します。命に関わることだから、繰り返し警告し続けます。
価格は確かに安くありませんが、「万が一」のために妥協できないポイントでした。
実際に使ってみた率直な感想:
購入後、車のエンジンをかけた状態でマフラーに近づけて性能を確認しました。数値がリアルタイムで上昇し、「確実に検知できる」と実感できました。
今では自宅でも日常的に使っています(温度・湿度も表示されて便利です)。数値の常時表示と音声警告の二重機能があり、この安心感はプライスレスだと感じています。
もちろん、チェッカーがあれば100%安全というわけではありません。しかし、「換気」というアナログな対策と、「チェッカー」というデジタルな対策、その両輪があってこそ、リスクを最小限にできるはずです。
まとめ:ヒヤリハット体験を「学び」に変えて。安全第一で楽しむ車中泊
FFヒーター排気管の破損という予期せぬトラブル。それは、私の「冬の車中泊への期待感」を一瞬で「不安」に変えました。
しかし、ロッキー2さんの迅速な対応のおかげで事なきを得ただけでなく、この体験は私に二つの重要な「学び」を与えてくれました。
- FREEDのような低床車は、FFヒーター排気管を輪止めにぶつけやすいという「盲点」があること。
- 排気系の不具合は、即「一酸化炭素中毒」という命の危険につながるため、COチェッカーは「必須装備」であること。
本番の車中泊でなく、日常の駐車場でこのトラブルが起きたことは、不幸中の幸いでした。 定年後の「やってみた!」チャレンジ、順風満帆とはいきませんが、こうしたヒヤリハット体験もまた、安全に楽しむための貴重な「学び」です。
皆さんも、FFヒーターの排気管周りの点検と、一酸化炭素チェッカーの設置を、ぜひお願いします。 安全第一で、最高の車中泊ライフを楽しみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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