皆さん、こんにちは!てつやです。
【前回のおさらい】
第2回では、言葉にしようとしても、感動や感情の「ニュアンスがズレてしまう」という言語化の限界についてお話ししました。満天の星空の感動や、「美味しい」という言葉の曖昧さ。言葉で全てを伝えきることの難しさを実感した体験でした。
頭の中にあるモヤモヤを言葉にする力(言語化)は、セカンドライフを歩む上での羅針盤のようなものです。しかし、その羅針盤だけでは、目の前の広大な景色や、肌で感じる空気の質感までは伝えきれません。
「言葉にできない大切な余白」をどう扱うか。 その答えこそが、今回のテーマである「非言語表現」との組み合わせにあると私は考えています。
今回は、私のブログ運営を通じて、写真や図解といった非言語表現がいかに言葉を助け、記事を豊かにしてくれるかについて、具体的な実例を交えてご紹介していきますね。

ブログで「非言語の力」を意識し始めたきっかけ
私が本格的に非言語の力を意識し始めたのは、PCの便利な使い方を解説した記事を書いていた時です。
例えば、Windowsのちょっとしたショートカットキーや設定変更の方法を、すべて文章だけで説明しようとすると…
「画面左下のスタートボタンを右クリックし、
表示されたメニューの中から設定をクリックしてください。
設定画面が開いたら、システムを選択し、左側のメニューから電源とスリープを選び…」
と、非常に長くて面倒な説明になってしまいます。読んでいるうちに、皆さんも疲れてしまいますよね。
一枚の画像が変えたもの
そこで、説明文の途中に「画面のキャプチャ画像」を一つポンと挿入してみたんです。
するとどうでしょう。読者の方から、
「キャプチャ画像があるだけで、どこを押せばいいのか一瞬で分かりました!」
というコメントをいただきました。
このとき、「ああ、言葉で100文字費やすよりも、1枚の画像の方が圧倒的に多くの情報を、しかも正確に伝えられることがあるんだ」と、非言語表現の持つ力を痛感しました。
これは、私にとって大きな気づきでした。それまで「ブログ=文章」と思い込んでいた私が、「伝え方には色々な手段がある」と理解した瞬間だったんです。

【実例紹介】非言語表現が記事を格上げする3つの瞬間
ブログ記事において、非言語表現は言葉と手を組み、読者に多角的に情報を届ける役割を果たしてくれます。私が特に効果を感じている非言語の力を、実例とともにご紹介します。
① 🖼️ 写真・画像が伝える「温度と空気感」
第2回で話した、車中泊で見た「満天の星空」の感動。あれを言葉で表現しきるのは難しいですが、一枚の写真を挿入するだけで、読者の心にはその場の「温度と空気感」が、よりダイレクトに伝わります。
実例:車中泊記事のビフォーアフター
【文章だけの記事】
富士山の見えるキャンプ場に到着。
コーヒーを淹れて落ち着いた時間を過ごしました。
→ 状況は分かりますが、読者の心はまだ動きません。
【写真を3枚追加した記事】
- 雄大にそびえる富士山の全景
- 車内から切り取った、自分だけの景色
- 湯気が立ち上るお気に入りのコーヒーカップ
→ アクセス数が約2倍に増加! コメントも「行ってみたくなりました」という共感の声が増えました
写真があることで、読者は「楽しそう」「行ってみたい」という感情を瞬間的に共有してくれるのです。私の記事で言えば、車中泊の様子を写した写真は、単なる情報ではなく、「てつやの体験」を共有する窓口になっています

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もう一つの発見:写真選びの失敗
ただし、写真なら何でもいいわけではありません。
以前、車中泊の記事に「駐車場の全景」だけを載せたことがあります。客観的な情報としては正確なのですが、反応は今ひとつでした。
その後、同じ場所でも「車内から見た夕焼け」「手に持ったコーヒーカップ越しの景色」など、私の目線・私の体験が感じられる写真に変えたところ、コメントが増えました。
写真は、単なる記録ではなく、「あなたの視点」を伝える表現手段なんですね。
② 📊 図解・インフォグラフィックで「思考を構造化」
複雑な情報を整理して伝える時、図解やインフォグラフィックは非常に強力なツールです。頭の中で情報が整理される瞬間は快感ですが、図解はまさにその快感を読者に提供してくれます。
実例:3つの読書スタイルを比較表で整理
私が定年前から愛用し、定年後に確立した読書スタイルとして、紙の本、電子書籍(Kindle)、Audible(聞く読書)の3つがあります。
これらを文章だけで説明しようとしたら…
本は目で読み、目が疲れやすく、ながら読書には不向きで、かさばるけど書き込みができて…
電子書籍は目で読み、ブルーライトで目がやや疲れ、ながら読書には不向きだけど、端末1台に数千冊入って…
Audibleは耳で聴くから目が疲れず、ながら読書が得意で、スマホ1台に無限に入るけど…
読んでいるうちに、どれがどれだか分からなくなってしまいます。
そこで、簡単な比較表を作成してみました:
| 項目 | 紙の本 | 電子書籍(Kindle) | Audible(聞く読書) |
|---|---|---|---|
| インプット方法 | 視覚(文字) | 視覚(文字) | 聴覚(音声) |
| 目の負担 | あり | ややあり (ブルーライト) | 全くなし |
| ながら読書 | 不向き | 不向き | 得意 |
| 携帯性・保管場所 | かさばる | ◎ 端末1台に数千冊 | ◎ スマホ1台に無限 |
| 検索性 | 困難 | ◎ キーワード検索が得意 | △ 章ごとの移動が主 |
| メモ・線引き | ◎ 直接書き込める | ◯ ハイライト・メモ機能 | △ ブックマーク機能 |
| 所有感 | ◎ モノとしての満足感 | △ データとして所有 | △ サービス利用権 |
| すぐ読めるか | △ 書店・配送待ち | ◎ 購入後すぐ読める | ◎ DL後すぐ聴ける |
たったこれだけで、一目で違いが分かる!
読者の方からも「表があって助かりました」「自分の優先順位に合わせて選べます」というコメントをいただきました。
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③ 📈 フローチャートで「プロセスを可視化」
もう一つの実例として、プロセスの流れを図解したケースをご紹介します。
実例:職場での「あるある」をフロー図で説明
皆さんも経験ありませんか?
最初は「ちょっと手伝うよ」という軽い気持ちで始めたことが、いつの間にか「あなたの仕事でしょ?」と言われるようになる…
この「善意が義務に変わる」プロセスを解説した記事では、以下のようなフローチャートを使いました。
善意の行動 → 当たり前(義務)→ 疲弊の流れ
文章で「まず善意で始めて、次第に周りから期待されるようになり、最終的には義務として押し付けられて疲れてしまう」と書くより、矢印でつながったフロー図の方が、理解度が格段に上がります。

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私は意識して、「これは図にした方が分かりやすいな」と感じたら、自分で簡単な図解を作って記事に加えるようにしています。
PowerPointやCanvaなど、無料ツールでも十分に作れますよ。
私もCanvaは最初、「デザインツール?難しそう…」と敬遠していましたが、 使ってみたら驚くほど簡単でした。60代の私でも使えたので、 初心者の方にこそおすすめしたいツールです。
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Canvaの使い方をご紹介した記事も合わせてご覧ください。
言語と非言語は「対立」ではなく「補完関係」
ここまで非言語表現の力について語ってきましたが、だからといって、言葉の力を軽視するわけではありません。
言葉と非言語表現は、「どちらが優れているか」という対立関係ではなく、お互いの弱点を補い合う「補完関係」にあるのです。
それぞれの役割
言葉の役割:
- 「なぜその写真を撮ったのか」という意図を説明する
- 「この図解は何を意味するのか」という論理を補強する
- 時系列や因果関係など、抽象的な関係性を表現する
非言語表現の役割:
- 言葉では表現しきれない感情や雰囲気を、瞬間的に伝える
- 複雑な構造や関係性を、視覚的に理解しやすくする
- 読者の五感に直接訴えかけ、体験を共有する
実践例:バランスの取れた記事
私の車中泊記事を例にすると:
【言葉の部分】
- なぜその場所を選んだのか(思考・判断)
- どんな準備をしたのか(手順・ノウハウ)
- そこで何を感じたのか(内面・気づき)
【非言語の部分】
- 到着時の景色の写真(視覚的感動)
- 車内レイアウトの図解(空間の理解)
- 夜の星空の写真(言葉にできない美しさ)
この両者が組み合わさることで、読者に本当に伝わる記事になります。
読者に本当に伝わる記事を書くには、この両者のバランス感覚が非常に大切だと、初心者ブロガーながら日々感じています。
私が心がけている「画像枚数のバランス」
個人的な感覚ですが、記事の文字数に応じて画像枚数を調整すると読みやすくなります。
私の場合、4,000文字の記事なら:
- アイキャッチ画像 1枚 + 差し込み画像 3〜4枚 = 計4〜5枚
これくらいがちょうどいいバランスだと感じています。
- 画像が少なすぎる(1〜2枚)→ 退屈で、理解しにくい
- 画像が多すぎる(7〜8枚以上)→ 焦点がぼやけて、何を伝えたいのか不明確
もちろん、記事の内容によって最適なバランスは変わりますが、文章が主役で、画像はそれを輝かせる脇役というイメージで作るとうまくいくことが多いです。
特に、私のブログはスマホで読む方が多いので、画像を入れすぎないように気をつけています。スマホでは画像1枚が画面全体を占めるため、多すぎるとスクロールばかりになってしまうんですね。
皆さんは、ブログやSNSで写真をどのくらい使っていますか? 文章と画像のバランス、意識したことはありますか?

【画像作成の効率化について】
ここまで、写真や図解の「使い方」についてお話ししてきましたが、実は私にとって最大の課題は「作り方」でした。
フリー素材探しやPowerPointでの図解作成に毎回3時間…これがブログ更新の大きな負担になっていたんです。
そこで試行錯誤の末にたどり着いたのが、複数のAIツールを組み合わせる「リレー方式」です。この方法で、作業時間を30分まで短縮できました。
「画像作成に時間がかかりすぎる」とお悩みの方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
▶ ブログ画像作成が3時間→30分に!AIリレー方式の全手順
まとめ:言語化と非言語の共存が、より豊かな伝え方につながる
今回のシリーズ第3回では、ブログで役立つ非言語表現の力についてお話ししました。
- 写真・画像:温度と空気感、体験の共有
- 図解・表:複雑な情報を視覚的に整理
- フローチャート:プロセスの流れを可視化
言葉の力(言語化)で自分の考えを整理し、非言語の力(写真や図解)で感情や構造を豊かに伝える。 この共存こそが、読者との間に深い共感を築き、より豊かなコミュニケーションにつながると確信しています。
さて、いよいよ次回はシリーズ最終回です。
ここまで学んできた「言語化」と「非言語表現」を、実際のブログ記事でどう組み合わせるのか。私の記事制作フローを公開しながら、実践的なコツをお伝えします。
「記事を書く前のチェックリスト」や「失敗から学んだバランスの取り方」など、すぐに使える具体的なノウハウをご紹介しますので、どうぞご期待ください!
【次回予告】
第4回(最終回):実践編!言葉と写真をバランスよく使う「てつや流」ブログ術
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回もどうぞお楽しみに!
▼このシリーズの他の記事
- 【第1回】言語化の価値と人生の整理
- 【第2回】言語化の限界と大切な余白
- 【第3回】写真と図解で伝える非言語表現の力(本記事)
- 【第4回】実践編!言葉と写真をバランスよく使うコツ


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