――AI自身にワークフローを再設計させた記録
皆さん、こんにちは!てつやです。
60代でブログの世界に飛び込み、日々新しい道具(ツール)に触れていると、「ようやく慣れてきた!」と思った矢先に操作方法が変わってしまい、戸惑うことがよくあります。
せっかく覚えた知識がゼロになるような感覚に、私もどこかで限界を感じていたのです。
実際、仕様が変わるたびに私たちはこう考えてしまいがちです。
「まだ自分の理解が足りないからだ」
「もっと操作を覚えなければいけない」
けれど、ここには大きな落とし穴があります。
どれだけ操作を覚えても、前提が「手順の暗記」である限り、環境が変わった瞬間に、また同じ場所に引き戻されてしまうのです。
だから今回、私はひとつの考え方に切り替えました。
「操作を覚える」のではなく、「やり方(構造)を渡す」側に回る、という選択です。
今回は、ある愛用ツールの終了という「ピンチ」を、この新しい考え方でどう乗り越えたのか、その裏側をお話しします。
2026年4月、あるツールの終了と「事件」

AIの世界では、昨日までの常識が今日、突然消え去ることがあります。
2026年4月、これまで私が愛用してきた画像生成ツール「Whisk」がサービス終了します。
普通なら「新しいツールの使い方をまた一から勉強しなきゃ」と焦るところです 。
しかし私は、少し違う行動をとりました。
新しいツールである後継の「Flow」の使い方を一切勉強するのをやめ、
代わりに『AI自身に、新しいツールの動かし方を作らせる』という逆張りのアプローチでした。
驚きの成果:私がAIに作らせた「手順(設計図)」

私がAIに手順を書かせたことで得た、確かな手応え
ここでひとつ、誤解のないようにお伝えさせてください。
これからお見せする結果は、
AIが特別に優れていたから生まれたものではありません。
私がやったのは、「どう動くか」ではなく「どこでどう決めるか」という進め方を整理し、それをそのままAIに渡しただけです。
その結果として、AIが“自律的に動いているように見える状態”が生まれました。
以下は、私がAIに作らせた新しいツールの動かし方です。

その新しいツールの動かし方は、なんとA4サイズで18ページにも及びました 。
これは画像生成のための「呪文(プロンプト)」ではありません。
「どう思考し、どう判断し、どうバトンを渡すべきか」という、AI自身の動かし方が記述された手順です。
これを見て「難しそうだ」と圧倒される必要はありません。
重要なのは、「これを私(人間)がAIに書かせた」ということです。
やり方を渡し、AIに一連の流れを作らせる
私が磨いてきた「やり方」を渡すと、AIは新しい道具(Flow)の仕様を読み解き、
- ステップ1:シーン抽出
記事から大事なシーンを抜き出す - ステップ2:ビジュアル設計
どんな画像にするかコンセプトを決める - ステップ3:画像生成プロンプト生成
FLOW用への指示書を作成する
という一連の流れを、わずか数分で書き上げました。
この一連の流れを、私は「ワークフロー」と呼んでいます。
実際の流れ:私とAIの「対話」ログ
このワークフローをAI(Claude)に読み込ませて実行させると、
以下のようにステップ1から作業が始まります。
そして、各ステップごとに、私が承認して次のステップへ順番に作業を進めていきます。
※以下の画像は、アイキャッチ用画像の部分だけを抜粋した、この記事自身の画像を作成するために実行した結果のログです。

なぜ、AIにここまで任せられるのか

今回の一連の流れを通して、はっきりと分かったことがあります。
道具は入れ替わる。
でも、「どう進めるか」という流れは、そのまま残せる。
今回やっていたのは、新しいツールへの対応というより、「やり直さないための準備」だったのだと思います。
この「やり方」がなぜうまくいくのかは、次回から始まる「理解の旅」で少しずつ明らかにしていきます。
人間は「決断の席」を手放さない

AIがどれほど細かく手順を作っても、私はすべてを任せきることはありません。
「この記事のどこを使うか」
「この画像で本当に伝わるか」
大事なところだけは、人が判断するようにしています。
細かい作業はAIに任せて、人は「決めること」だけに集中する。
この分け方があるだけで、振り回される感じはかなり減りました。
次のステップ:ここから「理解の旅」を始めましょう
ここまで読んでいただいたあなたに、ひとつだけ聞かせてください。
次にツールが変わったとき、また最初から覚え直しますか?
それとも、「同じやり方をそのまま使える状態」を作っておきますか?
私は後者を選びました。
このやり方については、これから少しずつ整理していきます。
ただし、難しい話をするつもりはありません。
やることはシンプルで、「どこで迷っているのか」を一つずつはっきりさせていくだけです。
次回は、「なぜ、あなたのAIは迷うのか?」から始めます。
もし今、同じように手が止まっているのであれば、
それは能力の問題ではなく、やり方がまだ固まっていないだけかもしれません。
その状態から、一緒に見ていきましょう。
👉【第1回:理解の旅】なぜ、あなたのAIは迷うのか?――読者の現在地とAIリレーの価値
それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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