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車中泊で再発見!|物置で眠っていたコールマンのベンチが、シニア夫婦の旅の神アイテムだった話

再発見したコールマン三折ベンチが神アイテムだった 車中泊

こんにちは!60代、初心者ブロガーのてつやです。
定年を機に、それまで憧れては先送りにしてきたアレコレに挑戦する「やってみた!」ブログを綴っていこうと、小さな一歩を踏み出したところです。

記念すべき最初の「やってみた!」は、このブログそのものの開設。そして、次の挑戦は趣味の車中泊を本格的に楽しむこと。妻と二人の気ままな旅の記録を綴っています。

▼これまでの挑戦の一部はこちら

今回は、私たち夫婦のちょっとした困りごとを、ある再発見で見事に解決できたというお話です。

はじめに:偶然見つけた“新たな価値”

現在のマイブームは妻とのんびり楽しむ車中泊の旅。 美しい景色を見つけるたびに、「ここでゆっくりお茶でも飲みたいね」と話すのですが、その都度大きな椅子やテーブルを出すのは少々億劫…。特に私たちのようなシニア世代にとって、地面にシートを広げて座るのは、想像以上に腰や膝にこたえるものです。

「もっと手軽に、さっと座れる場所を確保できないものか」

そんなことを考えていたある日、ふとしたきっかけで、長年物置の片隅で眠っていた“ある道具”の存在を思い出しました。
それが、今回ご紹介するコールマンの「三つ折りベンチ」です。

リアゲートのテーブルと三つ折りベンチ
筆者が撮影したリアゲートのテーブルと三つ折りベンチ

実はこれ、車中泊のために新しく買ったものではありません。しかし、今の私たちの旅のスタイルに、これ以上ないほどぴったりな「神アイテム」だったのです。

この記事では、古い道具との再会から、その便利な使い方に感動したリアルな体験談を共有したいと思います。「新しいものを買う」だけが選択肢じゃない。そんな気づきが、皆さんの参考になれば幸いです。

物置からの復活劇!このベンチとの再会と“再発見”のきっかけ

このベンチ(型番:170A5548)を元々いつ買ったのか、記憶を辿ってみると、おそらく20年以上前、子どもたちがまだ小さかった頃だと思います。運動会や地域のバーベキュー大会で数回使ったきり、すっかりその存在を忘れていました。

定年後、車中泊の旅を始め、少しずつ道具を揃えていく中で、ふと物置の整理をしていた時のこと。ホコリをかぶった収納袋が目に留まりました。 「ああ、こんなのあったな。懐かしい」 手に取ってみると、意外なほど軽く、コンパクト。その瞬間、ひらめいたのです。

「待てよ…?これ、車中泊で使えるんじゃないか?」

妻と二人で座れて、小さく折りたためて、持ち運びも楽。考えてみれば、私たちが「あったらいいな」と思っていた条件をすべて満たしているではありませんか。 ダメでもともと。そう思って、次の旅から車に積んでみることにしました。これが、私たちの旅を劇的に変える「再発見」の始まりでした。

※ご紹介しているベンチは古いモデルのため、現在は販売終了しているかもしれません。ですが、同様のコンセプトの三つ折り・二つ折りベンチは今でも様々なメーカーから販売されているので、探してみる価値は十分にありますよ。

【体験談】私たちの車中泊旅で大活躍!感動の使い方4選

「まあ、使えたらラッキー」くらいの軽い気持ちで連れ出したベンチでしたが、その実力は私たちの想像を遥かに超えるものでした。私たちの感動を呼んだ、具体的な使い方を4つご紹介します。

① ためらわずに楽しめる「気ままな青空カフェ」

旅の途中、ふと見つけた景色の良い場所で、気軽にコーヒーブレイクが楽しめるようになりました。 以前は「わざわざお湯を沸かして、椅子を出して…」と考えると、つい「まあ、いっか」と諦めてしまうこともありました。しかし、設営が10秒で終わるこのベンチがあれば、そのハードルはぐっと下がります。

「ちょっと休憩しようか」
その言葉が、億劫ではなく、純粋な楽しみになりました。この気軽さが、私たちの旅のフットワークを軽くしてくれています。

車中泊仕様の愛車で「シンデレラフィット」

私の愛車は、リアゲートにテーブルを設置できるようにしてあります。ここで使う椅子としても、このベンチが思いがけず大活躍しました。
ベッドに直接腰掛けると、リアのテーブルに対して座面が高すぎてしまい使いにくかったのですが、このベンチの座面高(約40cm)がまさにテーブルとジャストフィット。まるで誂えたかのように、快適な休憩スペースが生まれました。改めてこのベンチのポテンシャルの高さを感じました。

意外な発見!ミニテーブルとの「合わせ技」という発明

これは使っているうちに生まれた、我ながら「発明だ!」と思った合わせ技です。 ベンチの幅(約109cm)には、二人で座ってもまだ余裕があります。そこで、これまた昔から持っていたキャプテンスタッグのアルミロールテーブル(M-3712)を、ベンチの中央に置いてみたのです。

すると、私たち二人の間に、ちょうど良いサイドテーブルが出現。飲み物やスマホを置くのにちょうど良いスペースが生まれました。わざわざ大きなテーブルを広げるまでもないけれど、ちょっとした置き場所が欲しい…そんなわがままな願いを叶えてくれた、感動のコンビネーションです。

ロールテーブルと三つ折りベンチ

持ち運びが苦にならないから、行動範囲が広がる

先日、岳父の命日に墓参りへ出かけた時のこと。途中の道の駅できれいなお花とおいしそうなサンドイッチがあったので、一緒に買って墓地へ到着しました。

お墓までは駐車場から少し歩いた場所にあります。いつものように手桶に水を汲んで持っていき、お花と線香を添えてお参りしました。当日は7月でしたが日が陰っていて少し涼しかったこともあり、
「ここでサンドイッチを食べていこうか」ということになりました。

そんな時も、このベンチがあればためらいません。片手でひょいと担いで歩ける軽さ(約2.9kg)のおかげで、車から少し離れた場所へも気軽に足を延ばせます。この「持ち運びやすさ」が、私たちの行動範囲を広げ、新たな景色との出会いをもたらしてくれているのです。

三つ折りベンチの収納時

まとめ:古い道具にこそ、新しい価値が眠っている

物置の片隅で、次の出番を静かに待ち続けていた古いベンチ。それが今、定年後の私たちの旅に、なくてはならない最高の相棒として輝きを取り戻しました。 最新の高機能なアウトドアギアも確かに魅力的です。しかし、今回の一件を通じて、「今あるものを、今の自分たちのスタイルに合わせて工夫して使うこと」の楽しさと豊かさを、改めて教えられた気がします。

この記事を読んでくださった皆さんのご家庭にも、もしかしたら出番を失ったまま眠っているアウトドアグッズがあるかもしれません。 ぜひ一度、物置や押し入れを探してみてはいかがでしょうか。今のあなたの生活に、思わぬ形でフィットする「宝物」が、見つかるかもしれませんよ。

私たちの「やってみた!」挑戦は、これからも続きます。次はどんな発見があるのか、自分たちでも楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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